お祭り基礎講座 出かける前の準備編
なにはなくとも日程は必ず問合せる
ふらっと近所の祭りに行くのならともかく、みどりの窓口や旅行代理店できっぷを
買って祭りに出かけるような場合、接待に祭りを使う場合、その他重要なケースでは、
必ず実行委員会に日程などを問合せましょう。
次のようなケースもあり得るからです。
・旧暦で行う祭り(新暦だと毎年日程が変わる)
・土日や国民の祝祭日に合わせて日程が組まれる祭り(多い)
・雨天順延の祭
・世話人の不幸や開催地の天災などにより突然中止になる
あと、日程の他に次のようなこともついでに問合せると良いかもしれません。
1.雨天の扱い(小雨決行・雨天順延・雨天中止など)
2.祭りのスケジュールや祭礼行列・パレードのコース
3.宿の予約取り次ぎ先
4.宿を取らないときは、手荷物一時預りやコインロッカーの有無
5.交通手段(どうしても車という方は、駐車場の有無)
6.見物中心の方は、見物の穴場
7.参加したいという方は、その方法
8.祭りの研究者の方は、地元の長老や祭礼関係者などの紹介を受ける
9.郵便局のCD・ATMの場所と稼動時間
できたら祭りのパンフレットやガイドマップを郵送してもらえたら事前準備ができて便利です。
※最近では、ネットである程度の情報が得られる祭りも多くなっているので、まず検索してみることが重要です。
郵便貯金のキャッシュカードを持とう
・地方や離島など、全国たいていのところにATMがある・稼動時間も長いことが多い
・時間外手数料がいらない
わたしは郵便局の回し者ではありませんが、以上の理由により、特に遠方の祭りをはしごされるような方にはお勧めです。
あと、意外と全国的に強いのは農協のキャッシュカードです。
現地に着いたらパンフレットをもらおう
全国から観光客が来る祭りの場合、駅前や神社仏閣の境内や実行委員会の事務局前などにテントを張っていたりして、そこでパンフレットを配布していることが多いです。
祭りのスケジュールやパレードのコース、祭りの起源から祭りのミニ知識、さらには見物の穴場が載っていまして、祭りを効率よく楽しめます。
事前に郵送してもらった方も、最新情報や別の角度からの情報があるかもしれません。
パンフレットをお持ち帰りになると、思い出になるだけでなく、我々に情報提供して下さるときの基礎資料にもなります。どうかよろしくお願いします。
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