祭りカレンダー 京都版 7月
祇園祭・前祭の山鉾巡行(17日)
今日は何の祭り? このコーナーでは、京都の祭りのスケジュールを一覧(リスト/表)形式でご紹介。京都は年中にわたり多種多彩な祭りがあるので、全国版とは別に一覧をまとめました。
京都への旅行・レジャー・写真撮影の計画にぜひお役立てください。
【注意】実際にお出かけの前には、観光協会・各祭りの主催者や公式サイトなどで確認をおすすめします。中止・予定変更等について当サイト管理人は責任は負えません。
祇園祭
7月1日〜31日(詳細の行事内容は以下参照)八坂神社および京都市内中心部各所(詳細は以下に記述)
詳細および有料観覧席の予約:京都市観光協会
少雨決行(山鉾巡行の雨天中止の判断は、当日朝の地元ニュースに流れる)
八坂神社最大の祭礼にして、日本三大祭のひとつに数えられる祭。
祇園祭の行事は大きく分けて、山鉾巡行や花傘巡行に関する行事・神輿渡御に関する行事・奉納行事・そして神社における神事の4つに分類することができる。
後者3つは主に八坂神社が主催するが、「山鉾巡行や花傘巡行に関する行事」は、八坂神社ではなく、各山鉾町や山鉾(花傘)巡行連合会が主催している。
なお、2014年からは7月24日の「後祭(あとまつり)」が復活し、宵山と山鉾巡行が17日の「前祭(さきまつり)」と24日の「後祭」と2回に分けて行われる。
7月14日〜16日 前祭の宵山
7月17日 前祭の山鉾巡行・神幸祭(神輿渡御)
7月21日〜23日 後祭の宵山
7月24日 後祭の山鉾巡行・花傘巡行・還幸祭(神輿渡御)
※前祭りに出る山鉾(2019年の巡行順・太字は「くじ取らず」)
長刀鉾、蟷螂山、芦刈山、木賊山、函谷鉾、郭巨山、綾傘鉾、伯牙山、菊水鉾、油天神山、太子山、保昌山、鶏鉾、白楽天山、四条傘鉾、孟宗山、月鉾、山伏山、占出山、霰天神山、放下鉾、岩戸山、船鉾
※後祭りに出る山鉾(2019年の巡行順・太字は「くじ取らず」)
橋弁慶山、北観音山、鯉山、八幡山、黒主山、南観音山、役行者山、浄妙山、鈴鹿山、鷹山、大船鉾
※休み山(山鉾巡行に出ない山)
布袋山
●祇園祭くじとり式
7月2日 10時〜
京都市議会議事堂
17日の祇園祭山鉾巡行の順番を市長立会いの元で各山鉾町の代表者が、くじをひいて決める。(一般非公開、報道陣と招待者のみ)
●神輿洗い
7月10日 20時〜
八坂神社〜四条大橋上
神輿を担いで四条大橋上まで運び、神官が鴨川の水をくみあげ、さかきの葉で神輿にふり注いでおはらいをする。
●曳き初め(試し曳き)を曳く
鉾の組み立てが完成したところから、曳き初めで市中をまわる。
鉾によっては一般の人も参加できる。曳き初めの日時や参加の可否は鉾によって異なる。
前祭の曳き初めは7月12日か13日、後祭の曳き初めは7月20日が多い。
●宵山
(前祭)14日〜16日まで
(後祭)21日〜23日まで
各山鉾町
夕方から夜に鉾や山が置かれ、こんちきちんの祇園囃子を奏でながら、祭を盛り上げています。
一部の鉾や山には、拝観券やちまきなどを買うと鉾に登ることが可能。
(長刀鉾など一部、女性が登れない鉾もあります。ご注意!)
鉾によって料金は、500円〜2000円程度。
夜は雰囲気があるのだが、登れる鉾には長蛇の行列を覚悟を。
一般の人が上がれる山鉾は、
前祭: 長刀鉾※、函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾、放下鉾※、船鉾、岩戸山
後祭: 南観音山、大船鉾
です。(2017年現在 ※印は男性のみ搭乗可能)
●屏風祭
宵山期間において、ほとんどの鉾・山の町会所などで行われています。
旧家秘蔵の屏風や衣裳や宝物などの「虫干し」を兼ねています。
注意としては、一般的な美術品鑑賞の心得と同じと考えればいいでしょう。
●山鉾巡行
(前祭)17日 8時頃出発
(後祭)24日 9時頃出発
山鉾巡行のコースは、
前祭:四条烏丸→四条河原町→河原町御池→御池新町(または御池室町)→各山鉾町
後祭:烏丸御池→河原町御池→四条河原町→四条烏丸→各山鉾町
です。後祭は、前祭の逆周り。
有料観覧席は、御池通に設置されています。
後祭の有料観覧席を買った人は、同時間帯に行われる花傘巡行も観覧可能。
観覧席の予約は、京都観光協会へ。
プレイガイドやコンビニなどでも予約・発券できます。
●神幸祭
17日 16時〜
八坂神社〜各氏子地区〜四条御旅所
祇園祭最大の行事は山鉾巡行ではなく、実はこれがメインだということは意外と知られていない。
三基の神輿が八坂神社を出発、氏子地区を巡行。21時頃までに四条御旅所着。
24日の還幸祭まで御旅所に留まる。
巡行コースなど、詳しくは八坂神社公式サイトを参照。
●花傘巡行
7月24日 10時〜
八坂神社〜四条河原町〜寺町通〜四条御旅所〜東大路〜八坂神社
もとは24日に行われた、祇園祭の後祭であった山鉾巡行の、古式を伝える行事として昭和41年より花傘巡行となって現在の日程で行われるようになった。
行事としては、花傘を中心に、祇園囃子・稚児行列・六斎念仏・鷺舞などの祭列が、八坂神社→四条お旅所などをへて八坂神社へもどる。
●還幸祭
24日 17時〜
四条御旅所〜各氏子地区〜八坂神社
三基の神輿が御旅所を出発、氏子地区を巡行。23時頃までに八坂神社着。
巡行コースなど、詳しくは八坂神社公式サイトを参照。
●まだまだある、祇園祭の行事
・日和神楽
16日22時 四条お旅所
・あばれ観音
23日23時 南観音山
●祇園祭についての最新情報:京都新聞社「祇園祭」
七夕祭
おなじみ、おりひめとひこぼしが1年に1度出会う故事にもとづく行事。京都でもいくつかの神社で七夕が執り行われる。
●地主神社(じしゅじんじゃ)
7月7日 祭典は14時〜
地主神社(市バス清水道下車徒歩約20分、清水寺となり)
古くからの縁結びの神様、地主神社。
おりひめ・ひこぼしに見たてた一対の七夕こけしの裏に自分の名前と、相手の名前をかき、笹の葉につるしてお祈りをする。
●北野天満宮・御手洗祭
7月7日 御手洗祭 10時〜 七夕祭 13時〜
北野天満宮
七夕の歌を奉納し、無病息災・学芸上達を願う(御手洗祭)。
氏子の幼稚園児が笹に短冊をつるし、七夕踊りを踊る(七夕祭)。
貴船の水まつり
7月7日 献茶式(裏千家)10時〜 舞楽 10:40〜 式包丁(生間流)11時〜貴船神社(叡山電車貴船口駅下車→京都バス貴船下車)
水の神に祈り、水に感謝する祭。
献茶式・舞楽・式包丁が奉納される。式包丁とは、魚に手を触れずに、さいばしと包丁だけで魚を調理する古式ゆかしい包丁さばき。
参考ページ(貴船観光会青年部・貴船神社運営):
御手洗祭
毎年土用の丑の日とその前日前日祭 10:00〜21:30 御手洗祭 5:30〜22:30
下鴨神社(京阪出町柳駅下車)
参拝者は下鴨神社境内の御手洗池でろうそくをもち、ひざ下まで池に浸りながら御手洗社まで歩き、献灯して無病息災を祈る。
鹿ヶ谷かぼちゃ供養
7月25日 9:00〜15:00安楽寺(市バス錦林車庫前下車 東へ徒歩10分)
江戸時代の真空上人が「土用に鹿ヶ谷かぼちゃを食べると中風にならない」という霊夢を見て始めたといわれている、中風除け祈願の行事。
当日は仏前にかぼちゃが供えられ、お参りした人はかぼちゃの御接待を受ける。
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