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こんばんは 7月11日(日) 約一ヶ月振りに神輿して来ました。 新座市畑中は、その名の通り「畑」の中にポツポツと人家と倉庫がたちなら ぶような、ところなのですが、ここに小さな神社があります。神社といっても お社は祠のようで、鳥居と松ノ木の方が目立つといった感じの神社です。1: 16000の都市地図には他の神社は出ていましたがこの須賀神社は掲載されてい ませんでした。 その神社の総代さんから「祭道」へ案内状が届きました。45年位前の祭りで こわれて担がれないままになっていた「大神輿」の修理が出来上がり今年の大 祭で披露するので是非来てほしい。との内容で、修理がなったばかりの神輿の 写真が添えてありました。 45年前というと、昭和29年頃。その頃に、神輿が壊れるようなことがあった んですから、けんかでしょうか?それとも、今とは全くちがった担ぎで、勢い あまって神輿が壊れてしまったのでしょうか?真相は全くわかりませんが、そ れを修理した落成披露の祭り、45年降りに出る神輿ですから、これは何をおい ても行かねばなりません。 土砂降りの雨の中、祭道の仲間は約20人、新座近辺の神輿の友好団体約300 名位が駆け付け、畑中須賀神社の大祭が執行されました。 |
最初に子供の引く小神輿が出発し、そのあと新装なった大神輿が出発しま す。去年迄は大人も小神輿を担いでいたのだそうです。 大神輿は台輪で2尺8寸位でしょうか。延べ屋根・平屋台の神輿でした。昔 地元の大工さんが作った神輿だそうで、このあたりの神輿らしく、囲垣の間が 広めにあけられ、直線的で古風な趣の神輿でした。休憩時間に詳しく観察しじ っくり見てみると、神輿の後一面の賽銭受だけが他と違っています。蕨手も一 ケ所他と違いますし、台輪の金物も一ケ所叩き直したような感じです。昔の神 輿の写真を見た人の話ではとても担げるような状態でなかったそうですから、 時間と大変な手間をかけて、根気よく修理されたものである事はよくわかりま す。 昼食の休憩の時と、直会の時に、修理をした人が紹介されましたが、半纏を 着るわけでもなく、ジャンパーのままの姿でただ頭を下げるだけの挨拶でし た。自分が担ぐわけでもないのに、時間をかけて、コツコツと仕事の合間を見 て、直して下さったんだそうです。祭りを支え、造って行くには、実に様々な 人の協力がいるんですね。 神輿の渡御は、ごく一部県道の部分は渡御の許可がおりないそうでトラック 巡行でしたが、神社の役員の農家で休憩したり、大きなマンション群の集会所 で、太鼓の披露があったりとなかなか変化に跳んだ渡御でした。 |
マンションを出る時、マンションの役員さんが一時担いだのですが、Tシャ ツ・スニーカー姿で一所懸命担いでいる姿が印象的でした。生まれて初めて担 いだんでしょうね。大神輿が復活したんですから、来年からは、この中からも 半纏姿で担いでくれる人が出てくるんでしょうか? はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。 |