【神輿みたまま】皇紀二六五九年!建国祭 平成11年 2月11日

★ 情報提供者:はっちゃん

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 こんばんは はっちゃんです。
 2月11日、今年も明治神宮へ神輿を担ぎに行って参りました。
 なんせ日にちが「紀元節」、皇紀二千六百五十九年を奉祝という事だそうで
すので、日頃神輿とあまりかかわりのない、戦闘服に身を固め街頭宣伝車を乗
り回すお兄さん達が跋扈する、いささか特異な雰囲気の祭りです。
 白地に背中に大きく日の丸を入れた半纏「萬歳會」のお兄さん達が、祭りの
世話役となっています。
 とはいっても、神輿さえ出れば、あとはあんまり細かい事は気にしない「担
いでさえいれば御機嫌」のはっちゃんたち「祭道」の仲間は当日20人弱。久々
の大量参加でした。


 当日天気予報は「雨または雪」でも神宮へ着いて支度をする頃は未だ、陽が
うっすらとさしていました。「股引を履こうかな?」と一瞬迷ったのですが、
ここはやっぱり、締め込みと足袋で行く事にしました。T副会長に「はっちゃ
ん!あんまり見栄を張るんじゃないよ。カゼ引くよ。」とは、言われましたが
やっぱり、担ぐ以上目一杯見栄を張んなきゃ。でも、腹巻きの中にコッソリと
ミニサイズのホッカイロを入れておいた事はナイショです。(^_^)ゞ
 
 子供達の鼓隊や学生のブラスバンド等、奉祝パレードが通り過ぎた後、表参
道駅前からいよいよ神輿があがります。一番最初は「萬歳會」の万燈神輿。大
きく日の丸が入っています。はっちゃん達は最初この万燈神輿を担いだ後、そ
の他の神輿にも入ります。この祭りは、どの神輿に入ってもOKなんです。
 祭道の仲間は、萬歳會のあとで、いつもお世話になっているRさんが今日は
勇志會の半纏を着て神輿を仕切っている事もあって「勇志會」の神輿を担ぎに
行きました。前棒をとらせてもらって、みんなで機嫌よく担ぎます。順番に端
棒をとって行って、はっちゃんが最後になりました。はっちゃんが抜ける時R
さんから「はっちゃん、まだまだ!えっ、もう抜けるの?」とマイクで言われ
ましたが、勇志會さんの神輿は担ぎ手も十分いるようでしたので、また後でく
る事を約して、他を担がせてもらいに行きました。


 担ぎはじめた頃にはポツポツだった雨も神輿が神宮の大鳥居に着いた頃には
もう土砂降り。冷たい雨がむき出しの脚にあたります。風がほとんどないから
なんとか我慢できるものの、ちょっと吹いたらモウ、たまりません。
 神輿が鳥居前に着いたところで休憩。すぐ脇の休憩所で熱燗をキューと一
杯。むせる位にあたたまった酒が冷えきった体に入って行きます。ホッと一
息、ひとごこち。

 いつもなら鳥居前で太鼓があったりで、小1時間くらい休憩をするのです
が、今日は天候不純のため、ほとんど休憩無し。神輿はすぐ出て行ってしまい
ます。酒であたためて一息をついたあと、はっちゃん達は神輿を追い掛けま
す。勇志會さんの神輿もさっきは人が多かったのですが、すっかり減ってしま
い、棒があいています。でもK睦のU会長、神輿家頁のZさん他顔なじみのメ
ンバーはまだまだ残っています。はっちゃんも早速入れてもらいます。なん
せ、この天気。見ているより担いでいる方がよっぽど楽なんです。神宮の境内
はずっと勇志會さんの神輿を担ぎました。
 
 本殿前に神輿をおさめ、猿田彦の舞いも舞われて、この日の祭りは無事終了
しました。
 でもいつもなら、きちんと全神輿を並べて、みんなでお払いを受けるのです
が、今年は、担ぎ手はみんな屋根の下に避難して、各神輿三名ずつの代表が参
拝するだけで終わっちゃったのもしょうがないんでしょうね。早く終わっても
らってホッとしたのも正直な気持ちでした。

 なんせ、帰り道は雪で真っ白でしたから。
 
    はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。



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