トップ >> LIB05 はっちゃんの祭見たままリポート トップ >> 当ページ
こんばんは そろそろ、秋まつりシーズンも終りにさしかかってきました。 祭道のM会長の地元のまつり、環状7号線の駒留陸橋脇の駒留八幡神社の例 大祭は毎年10月の第3日曜日に開かれます。今年は台風直撃の翌日、すっきり と晴れ上がった10月18日に行なわれました。 いつものようにお邪魔したのは「上馬東西睦」さん。環七と246が交差す る上馬交差点あたりの町会です。今年は西町会が年番なので、上馬交差点近く の区役所出張所脇に神酒所がありました。 神輿は延べ屋根、勾欄造りの大きさ2尺5寸程度。浅草宮本謹製の漆塗。 神酒所の花掛けに宮本商店から酒が二升出ていたので、よくみると、神輿を 先導する太鼓が修理されていました。太鼓を載せる台車の彫り物や車が新しく なっているようです。やっぱり、祭にはいろいろ金がかかるんですね。 【ヨッおひさしぶり!】 はっちゃんたち「祭道」のほとんどの連中は台風の影響もあって、朝出るの が遅くなり、お昼直前に神酒所へ着いたのですが、T君とS嬢はちゃんと朝か ら来て担いでいたようです。 T君は今年6月に結婚したばかり、仕事の調整と、奥さんのお許しとが、な かなかそろわず、出られるときは朝から目一杯担ぐのをモットーにしているよ うです。去年はこの祭は彼は、腹痛を起こしてしまいで、「祭道」に入会前す るに会長に会わせておこうと思っていたのですが、ダメになってしまうといっ たこともありました。 S嬢とは、日本一以来かな?メールはやり取りしていても、以外と一緒に担 ぐ回数は少なかったですね。 薄茶色に東西睦の文字を染め抜いた半纏・赤の締め込み・白の地下足袋。紫 の鉢巻きをきりりと締めてはっちゃんの本日のしたく完了です。 西町会の年番のときは半纏と鉢巻きは町会お決まりで、他の支度では、神輿 に着けません。東町会の時は「祭道」の半纏で通るのですが。 |
【頭/小頭/孫頭?】 この神輿は毎年同じ頭が仕切っています。黒に赤い筋が一本入った半纏を粋 に着こなした、頭をつるつるに剃り上げた若い頭です。半纏の襟には「小頭」 が染め抜かれています。きっと家には親父さんが健在なんでしょう。 この頭が今年は、子供さんを二人連れて来ていました。一人は2歳くらい。 もう一人は6歳くらいでしょうか。二人とも、半纏はきていませんが、ちゃん と鯉口、どんぶり、雪駄ばきの祭支度。特に下の子は、五厘刈に前髪だけちょ っと延ばした、粋な神輿野郎の髪形でした。去年までは子供さんは連れていな かったような気がするんですが。 時々、この子達が神輿に乗ります。お兄ちゃんのほうは、ちょっと引っ込み 調子で「オズオズ」の感じがしますが、弟のほうは立って歩くのがやっとの割 にはなかなか堂々とした、乗りっぷりです。年齢なんでしょうか?それとも、 性格なんでしょうか? 子供ですから、神輿の休憩中にじゃれ会っています。お兄ちゃんが神輿の棒 で頭を打って泣き出してしまいました。頭が、すっ飛んできて「せっかくの祭 で泣くんじゃネエ。泣くヨウな奴はとっととケエレ。」かわいそうなお兄ちゃ ん。頭は痛いわ。お父さんに叱られるは。しばらく、ショゲテいました。そう いえば去年もこの祭にある同好会の人が子供を連れて来ていて、子供が泣いた とき、厳しく叱っていました。やはり、祭に町会以外の子供さんを連れて来る 時、親御さんは、非常に気を使うもんなのかもしれません。 ある屋敷の前で休憩した後、神輿が上がる時、頭が、「このお屋敷の御主人 から、私に新しい拍子木を頂戴しました。始めて叩かせていただきます。」の 挨拶の後、拍子木を御披露目しました。拍子木は紫の紐で結ばれた、黒檀の手 ごろな大きさの一品。甲高い、いい音を響かせました。やはり、代々の御贔屓 筋なんでしょうね。 |
【恒例 連合・宮入】 駒留め陸橋の少し手前から、一三睦の神輿と合流。その後、茶屋睦、宮本奨 和会も集まり駒留め陸橋下で、4神輿の連合になります。4つの神輿が陸橋下 で出会い、すれちがい、あるいは並んで、多いに盛り上がります。各神輿の威 勢の張り合い。元気の出し合いです。この時は東西睦の神輿に、裸の男の子が 乗って神輿を仕切りました。去年も乗ったあの子です。まだ少々お尻の青い所 が残っている子ですが、締め込み姿で堂々と神輿を仕切ります。沢山のカメラ のフラッシュ放射を浴びていました。担ぎ手の数ではやや少なめの東西睦でし たが、すっきりとそろった支度姿と、上に載った子供のかわいさで、注目度 No1でした(^_^)/ そのあと、順番に宮入。今年は東西睦が一番最後。この時は、頭の下の息子 さんが乗って神輿を仕切りました。 |
あたたかい秋の日差しを浴びて、楽しく担ぎ終えることができました。 はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。 |