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こんばんは はっちゃんです。 土曜日に岩手からもどったはっちゃんは翌2月16日(日)は神輿の予定が入っ ていました。新座市のすぐ隣、東久留米市で新しい市庁舎が出来たので、その 落成祝いに東久留米の同好会(下里巴睦と氷川睦)が主催して、神輿を出す事 になっていたのです。 でも、16日は朝から雨がザンザン降りでした。多少寒いのは我慢できても、 この時期氷雨の中神輿を担ぐ訳には参りません。ついに朝10時過ぎに中止の電 話が来ました。 準備した人達の無念さを思いながらも、朝刊を読み、遅い朝ご飯を食べるう ち、雨が少しづつ小振りになってきたんです。ついに神輿の出る予定の1時に は、雨がやんでしまいました。ひょっとして.....と思っていると案の定「神 輿が出ることになった。みんな集まっているからすぐ来い。」との電話がかか ってきました。 そうと決まれば話しは早い。10分もかからず、神輿の支度は完了。半纏に股 引きのままで、自転車で東久留米市庁舎にかけつけます。(幾らなんでも締め 込みのままで、町中自転車で行く訳には参りませんし、それに風を切るのはす ごく寒いのです) 新しい市庁舎に着いてみると、なんと市民ホールのガラスで出来たアトリウ ムの中で、担いでいるんです。やや小振りの万灯神輿に、4階分吹き抜けのア トリウムですから、空間的には充分なのですが、いかんせんやはり狭い。担ぐ 足並みもほとんど前へ進まずに、足踏みしながら担ぐ様な感じです。 30分位づつ2回担ぎ、その間に巴太鼓の奉納があって、この日の神輿渡御は 終了してしまいました。 直会のときの挨拶によると、当初は2会で2座出す予定だったのが、朝の雨 で無理となり、小さいほうの万灯神輿だけ、ホールの中で組み立てたのだそう です。で、雨がやんでも、組み立ててしまった神輿は、玄関から出ることが出 来ず、珍しい「アトリウム神輿」となったような次第なんです。 ずっと準備してきた祭り野郎の執念が渡御させた神輿でした。でもこれが きっかけで、来年からはちゃんと祭りが出来るようになるといいですね。