トップ >> LIB05 はっちゃんの祭見たままリポート トップ >> 当ページ
続いて日曜日の三社祭です。 【行動開始】 カプセルホテルのモーニングコールは1時半。正味4時間横になることが出 来ました。はっちゃんはこういうときほとんど寝られなくて、横になっている だけなのですが、それでも、風呂に入って髭をあたり、歯を磨けば随分すっき りしますから、2500円は十分値打ちだと思いますネ。 2時少し廻った頃にホテルを出て、キャンピングカーに行きます。程なくW 君が来ました。2時半少し廻った頃にN代行も起きてきます。一旦家に帰った 連中も集まり3時は着替えて行動開始。 シールを入手。今年の二の宮のシールは紺色で「西・浅草神社・二の宮」の 文字と「町会のゴム印」「浅草神社奉賛会長の朱印」が入っておりました。 4時前には、浅草寺病院の角に着いて、待機します。毎年、この時間が「俺 ってバカやってんナ」と思うのですが、でも「宮出しパス!」と言う気にもな らないですね。 5時少し廻った頃に二の宮入場開始。今年は最初の方だったので、二の宮の 右肩後棒のすぐ近くに位置することが出来ました。オオッT支部長はもうほと んど神輿の棒に手を掛けていますね。さすが祭道の行動隊長です。あの位置だ ったら、神輿が挙がると同時に入ることが出来るでしょう。でもはっちゃんは ちょっとまずいことにウマ(脚)を抜く道で神輿と分けられてしまい、三の宮 の端の側に廻ってしまいました。すぐ後ろに三の宮の黒鉢巻が迫ってきていま す。三の宮の端棒争いに巻き込まれそうです。N代行に指示に従い、反対側に 移動します。この位置では神輿近づくだけで大変です。でも去年に続き二年連 続パンダ眼になる訳にもいきませんから。 |
【宮出し執行】 奉賛会長の挨拶があり、御弊と拍子木が位置して、神輿頭の「これより浅草 神社平成十年度神輿宮出しを執行いたします」の掛け声と共に手拍子。一斉に 神輿がうねり始めます。 はっちゃんも最初は懸命に神輿につこうとがんばったのですが、土砂降りの 雨に打たれているうちに、フッと我に帰って戦闘心が萎えてしまいました。妙 に冷静になってしまったんです。祭の最中にこうなったら、危険です。中途半 端な気持ちでは、怪我をするか、風邪を引くのが落ちです。サッサと屋根の下 に入って見物を決め込みました。 でも今年は機動隊が入って来ませんね。「君達の行動は、担ぎ手の皆さんが 迷惑をしている」との声は盛んにかかりますが、今年は一度も突っ込んではき ませんでした。でも神輿が観音堂を廻り込んだあたりから私服が一斉に動き始 めましたから、それなりの処理はあったんでしょうけど。 【キャンピングカーで】 二の宮が最初の町会に渡った8時過ぎ、土砂降りのなかキャンピングカーに 戻り、着替えます。半纏はもとより、腹巻、締め込みに至るまでぐっしょりで す。幸い足袋以外はもう一組あるのでなんとかなりますが。 午前9時 皆寝ています。公園町会の前棒の鉢巻を配る時間なんですが.....。 午前10時 公園町会の集合時間。頭は行きたいのですが、身体が起きません。 結局11時廻った頃にN代行が起きて、濡れたものをコインランドリーで乾か し、行動開始となりました。この時間では三栄町会も間に合いません。今年は 担ぎより、祭を楽しむことに、重点を置くことになります。「がんばって公園 町会行けばよかったかな?」チョット後悔ですが自分の身体が起きなかったん ですからしかたないですね。 【祭を「楽しむ」】 何人か帰ったので、今度はみんなで揃って三栄町会の半纏で出かけます。三 栄町会の半纏は背中に大きく「三つ網」の紋が入った三社を楽しむにはぴった りの半纏です。顔見知りの町会で挨拶をしたり、全身彫り物のお兄さん所で、 一杯ご馳走になったり、仲見世の裏手の飲み屋で一杯ご馳走になったり、祭を 堪能してお祭り広場へ行きます。 ヤヤッS嬢にあいました。その他いろんな会の連中がいろんな町会の半纏で バッタリあいます。さすが三社。皆いろんなルートで半纏を都合して、楽しん でいるんですネ。 すし屋横丁で三栄町会の神輿を担ぎ、もらった風呂券でサッと汗を流します。 【K町会で本社を....】 4時少し廻りました。K町会に二の宮が廻る頃です。何となく気になって誰 言うともなく、K町会へ行きます。ちょうど、K町会が二の宮を担いでいま した。 祭道の連中は全員町会半纏を脱いで、ダボ姿になり神輿を見ています。 随分担ぎ手が少ないですね。真ん中から後ろあたりは本社と思えないくらい 開いています。神輿も下がってきていますし。はっちゃんは思いきって近づい て見ました。ハジかれるどころか入っている連中が身体を寄せて棒を開けてく れました。すんなり入って、担いじゃいました。 そのうちSさんが神輿を仕切っている連中の了解を取りつけ、皆で一斉に! 結局S嬢も含めて10人以上の白ダボがはいっちゃいました。ぐぐっと押し合う 本社特有の迫力がやっと味わえました。 拍子木がはいって一斉にダボは引きます。「ああ〜おもしろかった。」 はっちゃんにとって「イマイチ!」だった今年の三社祭の本社渡御は、K町 会さんの黙認のおかげで、素晴しいもので終ることができました。K町会さん 本当にありがとうございました。 はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。 |