トップ >> LIB05 はっちゃんの祭見たままリポート トップ >> 当ページ
連休最終日の5日は2年に一度の烏森神社の大祭でした。4日に続きはっち ゃんは二日連続神輿にお出かけです。 【赤鉢巻と白鉢巻】 新橋烏森神社の神輿は、地元「皐月会」さんが取り仕切ります。「祭道」と は非常に親しい同好会なので、今日の祭道メンバーは「担ぎ」と「警備」に分 かれました。「担ぎ」は会の半纏ですが「警備」は紺の股引き・腹掛け・背中 に赤く烏森と入った神社半纏・そして、烏森神社と染め抜かれた赤い鉢巻きを 着用です。 年中、締め込み姿のはっちゃんは、もちろん警備にはなれません(^_^)ゞ 大勢の担ぎ手が押し寄せる、宮出しの間は指定の鉢巻き(白地に赤で烏森神社 の文字入り)がないと担げないことになっています。 今年の祭道には、白鉢巻きは一本も廻ってきませんでした。(前回も二人に 一本位でしたが。)それでも、祭道の半纏は警備の連中がわかっているので、 はじくことはしないとの約束です。 おやっ?あの「K会」の連中の鉢巻き随分細いですね。さては、あの連中、 一本の鉢巻きを2〜3本に裂いて細く捻っているんですね。こうすれば、白地 に赤の点々が入った鉢巻きになって、烏森神社の文字こそありませんが一応「 本物」ですから。こうして、ただでさえ多い担ぎ手が、どんどん増えていくん ですネ。 |
【宮出し】 神輿があがる時刻。お定まりの注意の頃からもう、あっちこっちで小競り合 い。いい場所を確保して置こうという連中がお互いに、バチバチ。それをやめ させようとする赤鉢巻がコラコラ。にぎやかなもんです。祭の興奮がイヨイヨ 高まりますね。 境内が非常に狭く、参道も幅2メートル位で両側にぎっしり飲み屋が建て込 んでいる烏森神社では、普通の形での宮出しをすることが出来ません。そのた め駅前の「ニュー新橋ビル」を一周することが、宮出しとなっています。 神輿が上がって、わあっ〜。それっ〜。でも大勢で一斉に取りついた割に は、きれいにあがりました。快調に大神輿が渡御していきます。 烏森神社の神輿は台輪の大きさ四尺二寸(宮神輿名鑑による)の大神輿です が、なんといっても一番の特徴は、屋根の形が入母屋を二つ重ね合せた「八棟 造り」であることと、小鳥が神社に因んで「烏」であることでしょう。きちん と揺珞をつけて、こよりのように繊細な締め縄をつけた手入れの行き届いた、 神輿です。 はっちゃんは、今回長野以来のまつきちさんといっしょに神輿のあとをつい ていきます。「あっ ありました。」前回もそうだったのですが、この位のバ トル神輿となると、必ず、鉢巻を落とす奴がいるんですね。今回もしっかり、 一本拾いました。但し、3本に裂いた真ん中の一本ですが。でも、真ん中です から、「烏森神社」の文字はきれいに入っています。「さあ、行くぞ。」神輿 の棒に突っ込みます。う〜ん。無茶苦茶のおしくらまんじゅうですが、なんと か一人抜けたすきに肩を入れることが出来ました。やっぱり、これが神輿の醍 醐味ですね。 一汗かいて、廻りをみます。なんとかみんな、はいれたようです。一周して きて木が入る頃には、メンバーの上気しながらも、満足そうな顔がならびまし た。S嬢や、今回神輿初デビューのM君もなんとか入れたようですし。 |
【町内巡行】 一休みの間、汗ばんだ身体にKIOSKで買ったビールが美味い。神輿が町 内へ出ていきます。このあたり、住人が少ないので、町会渡しと言う訳にはい かないでしょう。ずっと、同じ連中で担いでいきます。但し、各町会半纏を着 た担ぎ手が、なるべく前を担ぐようになっていますが。さっきまで、多すぎる くらいいた担ぎ手がぐっと少なくなりました。これも、例年とおりです。で も、一昨年のときは6日が振り替え休日で、「くらやみ祭」も行きやすかった ですし、重なっていた「三崎町」も今年はずれていますし、と言うことで担ぎ 手が不足という感じまではしませんでした。 夕方迄、新橋各町内を大神輿は練り歩き、最後に赤鉢が前を固める「宮入 り」もつつがなく終り、ゴールデンウィークの神輿は終ったのでした。 【ゴールデンウィーク明けに】 6日の夕方、15分ばかり会社を抜けて、新橋の駅前に買い物にでました。 実は昨日、皆で乗って来た車を止めるのにガードマンさんに無理を聞いてもら ったので、お礼に警備室に菓子折りを届けるためにです。 あれっ?駅前に神輿がいますね。やはり、八棟造りの中神輿です。御菓子屋 さんで聞いて見ると今日も夜に町会の神輿が出るんだそうです。くそっ 気が つかなかった。「まっしかたがない。支度はなんにもしてきていないし。」 でも、仕事が終って夜八時、新橋駅前に廻って見ました。「いたいた」丁 度、神酒所の前に、神輿が帰って来たところでした。担ぎ手を見てみると、昨 日三崎町で一緒だった皐月会の人がいます。 「ごくろうさまです」 「あれっどうしたのその格好は、ちゃんとかついでよ。」 「かんべんしてよ、今日は一日仕事だったんだから」 結局、景気付けのコップ酒を一杯いただき、裸足になって、背広・ネクタイ 姿の上から、半纏を羽織って、15分ばかり担がせてもらいました。もちろん そんな格好で担いだ人間は他には全く居ませんでしたけどネ。 ゴールデンウィーク明け最後の神輿でした。 結局3日連続。今日も足が少々痛みま〜す。 はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。 |